○鑑賞教財 | ![]() |
推奨サイト → 19世紀絵画教室−子ども美術館 → e国宝
→ Google アートプロジェクト
![]() |
夜のカフェ・テラス ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ/油彩/キャンバス、F25号/1888年 これは36歳のゴッホが、南フランスのアルルという町で 描いた作品で、あの有名な「耳切り事件」の少し前、彼が 画家として最も充実していたであろう時期の逸品です。 通常この様な夜景を描く際は、夜にスケッチをして昼にアトリエ で仕上げることが多いのですが、印象派の画家である彼は、 現場主義に重きをおき、夜間の制作であってもその場でつくる ことを好んだそうです。 この絵のことを「美しい青と紫と緑だけによる、黒なしの夜景」で あるとゴッホは述べています。 確かに、テラスを照らすランプの絵具の厚盛りや、補色の対比、 聖なる青色等からは、黒をつかわなくとも本物より本物らしく感じ られる美しさ、またトリックがあるように思えます。 |
|
![]() |
|
|
![]() |
江戸名所見立三光 両国月之景 |