| ○錯視（さくし） |  |
『北岡明佳の錯視のページ』
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錯視（さくし）とは、視覚に関する錯覚のことであり、 俗に「目の錯覚」ともよばれる。生理的錯覚に属するもの、 特に幾何学的錯視については多くの種類が知られており、 だまし絵とは原理が多少ことなる。 『ミュンスターベルク錯視』（左図） 黒色の水平線がいずれかに傾いて見える（左図の場合、 上の水平線は右に、下の水平線は左に下がって見える）。 この図は黒色の正方形と水平線で簡単に作ることができ、 水平線の黒色が灰色の時はカフェウォール錯視と呼ばれ、 ミュンスターベルク錯視より錯視量が少し増える。 |
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上のミュンスターベルク錯視の原理の応用？でしょうか、 文字でも錯視は可能です。 左は、『非マナー』という文字列を並べたものです。 三行ごとに、文字列の向きが対照に変わります。 もう気づきましたが、『非』の位置が空行を挟んでほんの 少しズレています。 そうです。上のミュンスターベルク錯視の正方形がズレ ているのと同様です。 不思議なことは、このズレがなければ普通に水平に見え るということです。 このような文字の錯視は『非マナー』に限らず、いろいろ あります。『月木金土』や『小学二年生』など、探せばまだ まだたくさん出てきます。 これを機に、トリックセンテンスを探してみてはいかがで しょう。 何気なく入力している文字列にも意外なおもしろさが あるものです。 |